卒塔婆

お塔婆は亡き人の追善供養のために建立する仏塔で、正式には卒塔婆(そとうば)といいます。卒塔婆は古代インドでは『ストゥーパ』といわれました。古代インドでは供養するときに『ストゥーパ』といわれる大きな石の塔を建てます。

お釈迦さまの教えがインドから中国に渡って、日本に伝わったときに、石の塔のストゥーパが木造の五重の塔に変わり、その五重の塔を元につくられたのが現在の板の塔婆なのです。

『塔婆を建てる』とは、亡き人のための大きな功徳であり、同時に自分の信仰心を深めていくことでもあります。私たちも精霊も、ともに仏さまの大いなる恵みの中に生かされていることを願い、施主から精霊への「心からの便り」となるものです。

塔婆を建てることは五重の塔を建てるのと同じくらいの功徳があるのです。

貞福寺では卒塔婆供養のお申し込みは3000円で受け付けております。

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